第18回「森になるサロン」感想

2014/04/26 18:30-20:30 「ヨーロッパポジティブ心理学会議2014発表リハーサルセッション」

 4/26森になるサロン「ヨーロッパポジティブ心理学会議2014発表リハーサルセッション」に参加して来ました。

 

 今回わたしが発表の中で受け取ったキーワードは、循環、そして拡張。昨年のローザンヌの発表の際のメビウスのリングから、さらに動きをもち、循環し、その活動がエネルギーと共に豊かに拡張してゆくイメージを感じました。

 発表の内容は、3.11東日本大震災にみる日本人の心の動きに焦点を当てて語られます。   これが海外の人達からみるととても驚くべき事であるようです。

 日本人は無意識のうちに陰/陽、善/悪、白/黒二つの対局の事象、双対性と共存しているようです。

 

 尾崎真奈美さんのインクルーシブポジティヴィティとしての与える喜びによると、悲しく辛い経験をした分だけ、他に共感し受け入れる器が広がり、自身もより良く生きようとするようになるとの事。

 日本人として疑いもなしに生活をしている中での、外からの視点をみる、これは自分の内なるものと外からの視点が重なる瞬間です。

 

 

 橋爪謙一郎さんの発表の中では被災を受け、工場も材料も建物も財産もすべて失った醤油製造工場「八木澤商店」の話が紹介されました。

 従業員は1人も解雇しない、全てを失ったから良かったではないかと語った社長の話は海外から視察に来た人々からは到底理解できない話であり、また経営学的にみて真逆のやってはいけない経営方法であるとの事。

 何もない現実を受け入れ、過去に積み上げていたものを恩としてこれから返してゆこうという極限状態を迎えた時に選択した利他の精神に感じ入りました。

 

 2人の話は最後の河野秀海さんに繋がります。

 チベット仏教のトンレン瞑想法を活用した森になるイメージ瞑想呼吸法を参加者全員で体験してみました。

 自分が1本の木になり、個から世界へと繋がり、1本の木自身でも循環し、またそれを取り巻く世界も循環しているというイメージを体感しました。

 自分の内で経験した負を見つめるところから始まり、やがてまわりの人々や物事の負に共感し、寄り添い、愛を持って接してゆく事で不思議と自分自身も癒されてゆく。

 しかしこの行程はいつも平坦な道ではない。立ち止まったりうずくまったりしながら、晴れの日も雨の日も経験しながら豊かになってゆく生き方です。陰陽との共存、双極性です。

 

 この循環の中で無意識のうちに、自然と豊かさが広がってゆくしかけが、森になるの活動には隠されているようです。この3人が日本代表として学会で発表する事は、大いなる誇りであり期待であると思います。

(文責:黒木美希)

 

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コメント: 1
  • #1

    尾崎真奈美 (水曜日, 30 4月 2014 16:17)

    すばらしい感想、ありがとうございました!

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