第16回「森になるサロン」感想

2013/11/23 「アメリカの墓地の変遷」感想

○日時:2013年11月23日(土)13:30~16:30
○場所:麹町区民間「和室B

 

 今回の「森になるサロン」では、橋爪先生の「アメリカの明るい墓地事情」(実際には特徴ある各国の墓地事情までのお話でさらに素晴らしかったです)のお話を、実際に現地の映像をふんだんに交えお聞かせ頂きました。お話からはそれぞれに、土地がなくなってしまうなどの現実的問題から、亡くなった後に残される方々の気持ちの問題のケアといった面など、様々な背景から「現在の日本の決まりきった墓地の姿」とはまったく異なる墓地が生まれてきたのだという事を知る事ができ、橋爪先生も仰っていられましたが、これはまさに「森になる」の概念につながってくるところであるのだろうと思いました。


 そしてこのお話の中にはさらに色々な気づきが。
 アメリカの墓地では何より生前の「自分らしさ」を象徴するような墓地を残しているとのこと。それはアート的な派手な墓碑であっても、何も無いバラ園の中の埋葬であっても、いずれにしても「自分らしさとはこういうもの」というものがあってはじめて生前に希望を残すなりが可能な訳です。それから考えても、日本では「日本の決まりきった墓地の姿」が当たり前となってきたのは、ある意味とても日本人的なのではないかと考えさせられました。
 日本の教育に大きな影響を受けていると思いますが、日本人は大人になっても「本当の自分らしさ探し」をしている人がとても多いですよね。そう考えたら、これからの墓地の姿を模索するには、その前に日本人の人生における「自分探求」が先に進まないとということが必要なのかしら?という考えが出てきたりしたのですが…。
 でも、出てきた答えはもう1つ。逆なのではないかと。この「森になる」のような新しい墓地を考える、それこそ具体的に自分が亡くなった時にどう埋葬されたいかを考えていくことが、むしろ「自分探求」につながる、日本人の変化変容にさえつながるのではないかという気づきました。


 人は死を意識した時にはじめて生きている事の素晴らしさに気づき、自分の人生を自分らしく全うすることを考えるようになれるというように。死を意識する、それが病を煩ったり、近親者を無くしてみてはじめてということだけではなく、自分は亡くなった後「自分らしい埋葬の姿、自分が残したい姿」が選べるのだとしたらどうありたいか、それを考えるようになることで、生きている今をより自分らしく充実して過ごそうと思えるようになるのではないかと・・・。

 橋爪先生のお話から、「森になる」これからの日本の墓地を考えていくことは、日本人の自分らしい人生観探しにもつながっていくのではないかと、ますます大きな期待と興味を持ちました!

(文責:福本 里美)

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コメント: 2
  • #1

    sextelefon (火曜日, 31 10月 2017 20:05)

    nieprzymieszywany

  • #2

    tutaj (土曜日, 04 11月 2017 00:47)

    aedicula

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